同じ夜

みじめで情けなくて不甲斐なくて、自分の感情は化け物みたいで手に負えなくて持て余して打ちひしがれている。なにもうまくできない。どうしようもないときは他人に対して兎角無関心になってしまうか不必要に攻撃的な気持ちになる。もっと私のこと分かってほしいのに、自分でも分からない自分を分かってもらえるわけがないからそれでまた絶望する。絶望という言葉はいつも無難で扱いやすい。大切にしたいものほどうまくいかないもどかしさにむかついてたまらない。共感なんてするわけない。ゲームして寝てた日とかない。飲んで記憶なくして知らない部屋だったこともない。幸せこそ独創的でなければと思うほど人とは相違する。私の中の私じゃなさを可愛がられる。なにがが削られていく気がして気持ち悪い。