辿り着けない

前も書いたかもしれないけど、自分はアポストロフィーの途中なんだって大学生になってからずっとずっと考えていて、わたしは周りにせっせと硬い殻を作り、そのなかで自分をゆっくり殺している。それが完成のための全てになれたらいいけどな〜。結果じゃなくて過程にしたい。死にっぱなしじゃ損だし何より癪だから。

水に流すとか気に留めないとか許すとか、そうして他人のためにうっかりスルーしてニコニコ過ごしてしまった不服が今になって自分のことを苦しめるようになった。最近はもっぱらそのことばかりで悩んでいる。気にしたら負けとか、同じ土俵にあがっちゃダメとかよく言うけど、別に勝ち負けじゃないんだよね、傷付いたか否かだと思うんだよね。その時ちゃんと怒ったり泣いたりしていればこんな消化不良にはならなかったのかもしれないけど、そのときはとにかく自分が大人になるしかないんだ!みたいな気色の悪い正義のような使命感のようなものがあって、なんかそういう大人な感じでいられれば周りから偉い!健気!カッケー!と思われるのでは?とか邪な気持ちもあったりして、でも全然違った。嫌だったことや辛かったこと、ほんとは怒りたかったこと、笑いたくなかったこととかはちゃんとそのときに処理しないと(相手に処理させるでもよい)いけないし、何より周りはこんなに偉くてこんなに健気でこんなにカッケーわたしを見ちゃいない。侮られるまで。希望の残骸を必死にかき集めてなんでもないことにしてたわたしに気付くまで。