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これで正解だったんだろうかと最近ずっと考えている。四角い木のテーブルに夕飯を並べながらもずっと考えている。良かったんだと思う日もあれば、やっぱり間違っちゃったかもと思う日もあり、それは私の中で一種の占いみたいになっている。良かったと思えれば調子がいい日だし、そうでなければあんまりよくない。とりあえず一人の暮らしでは、お気に入りのピーマンの肉詰め、小皿にはナスと大葉の焼き浸しを盛り付けて、いただきますと小さく言って食べ始める。鎌倉で買った箸置きは見飽きてしまって面白みがない。

今日は曇りだった。向かい合うように置いてある大切にしている本棚にはぬいぐるみゾーンがあって馬鹿らしい。日々は変わらない。頭の中には常に漠然とした不安が横たわり脳みそのひだまで染みついている。